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 「ミニモニなっち」  きらりん様 執筆作品

 「ハロモニ」収録の待ち時間。
 一人楽屋にたたずむなっち。制服ミニスカートに黒のハイソックス
「ああ、また女子高生役か・・もう22歳になるのに・・
 小学生役だってやらされたからね・・なっちは究極の童顔だ」

 そこへ、
 辻と加護が遊びやってきた。ミニモニの衣装を着ている
「安倍さん・・遊びましょ!」
 二人の声が揃う。なっちはじっと二人の顔を見つめると
「ねえ、二人ともハロモ二で小学生役で嫌じゃないの?」
 その言葉に二人は考え込むと・・笑顔になる
「全然。それだけ若く見られているってことですよね」
「確かにそうだけど・・二人ともポジティブだね」
「それより・・安倍さん、これ着て遊びましょ」
 辻がそう言ってミニモニの衣装を差し出す
「のの、これ着るの?私が?無理だよ」
 なっちは・・恥ずかしそうに手を横に振った。
「大丈夫です」
 そう言って辻は胸を叩く
「だって・・辻のサイズですから。ウエストも安倍さんでも・・
 ゴツン!・・痛いです」
「そういう意味じゃない(怒)年齢的って意味!」
 なっちは辻にゲンコを一発すると怒った。
「ダメなんですか・・?一緒にダンス踊りたかったのに・・(涙)」
 つぶらな瞳で哀しそうにしている二人に、なっちは頭をかくと
「わかったわかった・・やるよ」

「安倍さん、似合ってますよ」
 加護と辻は喜んでいる。
 なっちは鏡にうつった自分の姿を見る
 ・・まったく違和感がない・・
「私は、ミニモニレベルのルックスってわけ?・・こうなりゃヤケだ。
 のの!あいぼん!いくよ」
 『ミニモニじゃんけんぴょん』踊りまくるなっち

 そこへ矢口とつんくが入ってきた
 やばい場面を見られその場にフリーズするなっち
「なっち・・何やってんの。そのカッコ?」
 矢口が唖然としているそばで、つんくはなにやら考えている
「・・・これって・・イケるか?・・よし!!矢口と安倍チェンジ!
 『新生ミニモニ』誕生や」
 つんくのその言葉になっちは・・頭を抱える
「でも、私150cmじゃないですし・・」
 必死に訴えるなっち。
「ああ、それなら問題ない。『気持ちは150cm以下』ってことで・・
 矢口、それでかまわんよね?」
「はい、ボスのお好きなように・・。なっち、良かったね、
 「ユニット」がほしいって言ってたじゃん」
 矢口はなっちにピースする。
 しかし・・
 そのあと手を合わせて「ご愁傷様」って拝んでいる。
 なっちは、両肩にずっしりとおもりがのっかったようで立ち上がれなかった。

「ミニモニなっち」(完)

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 2003年3月18日から、のべ人の方に閲覧していただきました。ありがとうございます。

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