「ミニモニ。には笑顔が大切♪」 キムチぃ様執筆作品
ミニモニ。のテレビの収緑が終わって楽屋でポツンと真里が座っていた。相変わらず、元気な亜依と希美。
真里の様子がおかしいと思った亜依と希美は、声をかける。
「矢口さん?どうかしましたか?」
「・・・・・」
「あっ、うるさかったですか?そしたら静かにしますけど・・・・」
真里の口が開いた。
「ミニモニ。って私、加護、辻、ミカちゃんのメンバーだったのに、今度、加護、辻、高橋、ミカちゃんになるからちょっと寂しくなっちゃって・・・・・・」
「・・・・・・・・・・そうだったんですか・・」
加護がボソリと言う。
「けど、矢口さん、辻は矢口さんに感謝してるよ。だって、ミニモニはつんく♂さんじゃなくて矢口さんが作ってくれたんだよ。卒業しちゃってもずーっと矢口さんはミニモニ。だよ」
辻はいつもふざけてばかりいるけど、今日はいつもと違った。
そう。ミニモニ。は真里が作ったのだ!!
――たしか、私と加護と辻が一緒に遊んでいるとき、圭ちゃんが
「あんたたち、小さくてかわいいね」
って言って、その数日後に・・・・・
「えっ???新ユニット?!」
「そっ!あたしたち小さい者どうしでCDを出しちゃおうってわけ」
「おもしろそーやりましょうよー」
「しーっ、まだ計画だからね☆秘密だよ」
と言い、2001年1月、矢口、加護、辻、ココナッツ娘。のミカを加えミニモニ。がデビューしたのです。
「矢口さん元気出して!」
「ミニモニ。パワーでがんばりましょうよ!」
「そ、そうだね」
矢口真里。ミニモニ。には笑顔が一番!!だと実感した。
「ミニモニ。には笑顔が大切♪」(完)
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