「みっちぃの『よっすぃ〜観察日記』〜詩心編〜」
――□月×▽日――
【よっすぃ〜、斯く語りき】
花びらが、はらはらと舞い散って、どんどんと葉桜になっていく。
わたし、実は葉桜の方がスキ。
だってサッパリした感じじゃないですか?
え?
そりゃあ、満開の桜はキレイっすよ。
だから、それもスキ。ベイベェーって感じで。
でもさぁ……何か…何かさぁ、葉桜の方が潔いよね。
Yeah!
わかります? わかんないかなぁ……。
わたしのイメージだとね、学校の行き帰りの桜並木なんですよ。
陽の光に透かして見る葉桜。
風でさわさわ、ざわざわ揺れてて……。
淡い緑。
翠。
ミドリ。
green。
揺れる度、見る度に色が変わっていくの。
それがキレイでねぇ……。
要 Check it Out! Yo! って感じっす。
桜の花だと色が淡すぎて、そういう変化がイマイチ。
ま、それはそれで確かにキレイですけどね。
どうです、フレッシュ平家さん?
そうっすか……わからないっすか……。
はぁ〜……。
【平家評】
ん〜……。
よっすぃ〜は、なかなか詩人やね。
せやけど……やっぱ感覚が常人と違うわ。
…少なくとも、一緒にやってて楽しい……ちょいと疲れるけどな。
「みっちぃの『よっすぃ〜観察日記』〜詩心編〜」(完)
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